不登校の高校生長男と進級の道

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不登校の高校生と進級の道

不登校になると、高校生活における進級や卒業に影響が出ることがあります。

高等学校の進級条件は、学校によって異なる場合がありますが、一般的な基準については、出席日数が出席すべき日数の3分の2以上が必要とされています。例えば、年間の総授業日数が200日の場合、最低出席日数は約133日となり、これを下回ると進級が難しくなる可能性があります。

また、成績も進級条件に影響します。定期テストの成績やレポートの提出状況、授業態度などが総合的に評価され、一定の基準を満たさなければ進級できないことがあります。

高校の卒業条件

さらに卒業には一般的に次の二つの条件があります。
まずは、3年間以上の在籍。
全日制、定時制、通信制いずれの高等学校でも、最低3年間は在籍する必要があります。
次に、74単位以上の修得。
生徒は、高等学校の全課程を修了するために、74単位以上を修得しなければなりません。

不登校の高校生への対応策

進級できない場合の救済措置として、追試や補習授業が設けられることもあります。これにより、一時的な成績不振や出席日数不足を補うことができる場合もあります。

具体的な進級条件や救済措置については、在籍する高校によるので、学校の担当者に直接問い合わせるのが最も確実です。ご自身の高校でのルールをチェックしてみてください。

不登校の高校生には、補講や課題提出、別室登校などの対応が可能ですが、これらだけでは進級が難しい場合もあります。
しかし、通信制高校への転校や高卒認定試験の受験など、他の選択肢もあります。

通信制高校と高卒認定試験

通信制高校は、不登校の高校生にとって有効な選択肢の一つです。
通信制高校では、柔軟な学習スケジュールや個別のサポートが提供され、不登校の生徒が進級や卒業を目指すことができます。
また、高卒認定試験は、高校を中退した後でも大学進学の道を開くことができます。

理想と現実

高校進学はできても、進級・卒業に不安を抱えている親御さんは少なくないと思います。
私もその一人。
3人の子供がいますが、長女は高校進級後、1年の12月には早々に通信高校への転学を決めました。
そんな経験もあり、現在、絶賛学校行けない中の、高1末っ子長男の対応には少し心の余裕をもって接することができています。
私が一番大切していることは、『心と身体の健康』。
もちろん、子供だけでなく私自身もこれを一番大切に生活しています。
どうしても学校に行かなくてはいけない、という考えはもうとっくの昔に忘れてしまいました笑
中学から不登校気味だった息子の進級時には、通信制に行く言う息子に
「通信制の高校で簡単に高校の卒業資格が取れると思うな!まずは全日制から!」
と、娘の経験をもとに、何とか入学できそうな私立高校に入学を決めました。
…だって、学校で勉強しない生徒がどうやったら自主的に勉強するの!?
もちろん、多くは望まない、卒業出来たらラッキーくらいの気持ちで入学させました。
でもやっぱり、毎日通うって、本人にとってはハードルの高いことで、ほぼ登校できない日々。。

学校の対応

私の勝手なイメージですが、私立高校なら不登校の学生にも丁寧に対応してくれると思っていました。
…ところが…
週に2~3日しか登校していないにもかかわらず、入学後、1か月たっても、2か月たっても連絡してこない担任の先生。
私立って、そんなに欠席しても大丈夫なの??
と不安はありながらも、特にこちらからも連絡はせずにいました。
先日、一週間、丸まる休んだ週にさすがにまずいだろうと、コンタクトをとると担任から電話。

担任「年間で40日以上休むと進級できません、息子さんはあと7日です。」
私 「は!?そんなになるまで、一度も連絡してこなかったんですか!?」
担任「連絡しないといけないなとは思っていたんですが…」

連絡しなかった私も悪いです。
だとしても、ずさんな対応に怒り心頭で、珍しく電話口でついつい熱くなってしまいました…

現実を聞いた息子は…

担任とはいろいろな可能性を含めて、怒りを抑えながら話をしました。笑
そんな現実を息子に話すと、
「まじか~そろそろヤバいな!」
と、軽い返事 笑
正直、もうあきらめるだろうな、と思っていました。
しかしなんと、本人は一週間休まず学校に行きました!
もちろん遅刻しながらですが…
今の彼にとっては毎日通学できたことが大きな進歩!!
まだまだ始まったばかり、これからの長い道のり、どうなるかはわかりません。
私ができることは、学歴にこだわらず、心と身体の健康を大切に支えていくのみ。

社会に出ていくということ

どんな道を歩んでもみんな大人になる。
その時にどんな健康状態で、コミュニケーションがとれて、相手のことを思いやることができて社会に出ていくことができるかが大切だと信じています。

所詮、学校はサラリーマンになるためのステップ。
社会はサラリーマンや公務員だけで成り立っているわけではなく、様々な職業があります。
自分に向いていることで人の役に立つ職業に就いてほしいと思っています。

保護者の苦悩

子供さんの不登校で悩んでいる保護者の皆さん、どうかご自身も大切にしてください。
親の苦しんでいる姿は子供も見たくありません。
それが自分が原因だと思ったらなおさら。
そしてそれが原因で、親子の関係をこじらせてしまったら元も子もなくなります。
親子関係を大切にしてください。
ただでさえ思春期の子供との関係性を築くことは難しいことも多いです。
でも、いつでも大切に思っていたらいつか伝わると思います♡

私も時々、弱音を吐きます。
でも、親も人間、神様じゃないんだ~!って、もう開き直って子供たちに愚痴っています笑
子供たちも呆れてますけどね。。

人生の選択肢は格段に広がっています。
社会に出てからキャリアアップしていくことは不可能ではありません。
可能性を信じて、我が子を信じて、支えていきましょう!

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