多子世帯向け大学無償化制度の全貌

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2025年度から始まる、多子世帯を対象とした大学無償化制度について、少しずつ詳細がわかってきましたね!
高等教育の就学支援制度については、予約採用の申込みが始まっていますが、多子世帯の大学無償化の申込みはしなくていいの?!このまま待っていればいいの?!と不安でいっぱい。
最近は、ふと気づくと、いつも進学費用についてばかり考えていました。。


なーにが、やってやろうじゃないか、だよ、しっかりビビってるやん。


そんなこんなで、日々もやもやした気持ちで過ごしていましたが、この度、文部科学省のHPに2025年度から始まる奨学金制度QAが掲載され、それによると…
「多子世帯の授業料等無償化の開始年度である令和7年度については、「在学採用」での申込のみの予定です。」
…との記載がありました。
ホッと一安心、とりあえず進学してからでよさそうです。

ん、いや、進学してからってことは、とりあえず、二人分の進学費用を用意しなくては!!
んー大変だ、足りるのか…いや、足りんだろう。。

うん、いったん落ち着こう。
まずは、制度の概要、対象条件、支援内容について最新の情報をまとめておきましょう。

大学無償化制度とは…
2025年度から始まる「大学無償化制度」は、子ども3人以上を扶養する多子世帯が対象です。
この制度により、所得制限なしで大学の授業料や入学金が無償になります。
無償化とはいっても、授業料が各大学によって様々であるため、国として一定の考えに基づいて支援上限額が設定されていて、その上限額まで支援してもらえるということになっています。
例えば…
国公立大学だと、入学金約28万円、授業料約54万円
私立大学ならば、入学金約26万円、授業料約70万円
というような感じです。

また、対象となる条件がややこしいんです。
所得制限はないのですが、扶養の子どもが3人以上の多子世帯で、扶養の子どもが2人以下になるまで全員が支援対象。
要は「子どもが3人以上同時に扶養されている」ことが条件です。
3人以上が同時にですよ。
我が家のように、3人歳が近い家庭はその恩恵を大きく受けることができますが、歳が離れている兄弟はそういうわけにはいかないようです。
一番上の子供が大学を卒業して社会人になってしまえば、2人しか扶養していないことになりますからね。
もし、3人兄弟の一番上の子供が大学や専門学校に入学せず、就職をした場合、だれも大学無償化の恩恵を受けられなくなる…
いや、そんなこと考えだしたらキリがないですけど。。


あんたんち、ズルいな、と言われればそれまでですが、そんなこと言われてもねぇ。
年の近い三姉弟を育てるのは、本当に大変でしたよ、そりゃもう怒涛の日々。

もう一つ、注意しておくべきことは、対象校以外への進学では制度を利用できないということ。
対象校の一覧が文科省のHPに掲載されているので、必ずチェックが必要です。
各学校のHPにも、「日本学生支援機構対象校」とか、対象であれば奨学金制度の利用について詳しく記載してあるページがあるので、制度を利用される方は何よりも確認が大切です!
先日、ある専門学校のHPを見ていたら、「日本学生支援機構の貸与型は対象、給付型は対象ではありません」との記載が!!!もちろん、多子世帯無償化の対象でもありませんでした。

娘が興味を持っていた学校だったため、気づかずに入学していたら、大変なことでした。
あ、我が家は貸与型給付金の申請予定ないもので…
給付型奨学金もしくは、私がお金を借ります。。


多子世帯向けの大学無償化制度は、2025年度から開始される制度です。
この制度は、教育の機会均等を図り、少子化対策を強化するためのものですが、実際、これがあるからと言って、じゃあ3人(以上)子供育てよう!って思う人いるんでしょうか。
私は今、シングルマザーとして3人の子供を育てていますが、タイミング的にはありがたい制度です。
でも、もちろん、そんなことを期待して3人子供を産もうと決めたわけではありません。
今は離れてしまいましたが、その時に産みたいと思えたこと、産んで育てられる環境にあったことに、感謝しないといけないなぁと思います。
楽しいこと、辛いこと、色々な経験をして今があるってことは、忘れちゃダメですね。

だから、少しの借金くらい、どうにでもなるって思えるのかも笑
お母ちゃん、しっかり頑張らなくては!!

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