来年度、娘が大学進学です。
しかも、長女&次女、二人とも!!
こんなことって…あり得ますか。。
高校中退長女と高3次女が同時に大学進学。
しかも二人とも県外の学校に進学を希望しています。
かなえてあげたい気持ち、一人で暮らしたいという希望、金銭的な問題。
シングルマザーで二人とも家から出すなんて、普通あり得ない、と思います。
大学進学について前々から話はしていましたが、こちらの条件は一つ。
『学費は何とかする、でも生活費の仕送りは一切しない』
なかなかの条件だと思いますよ、あきらめると思っていました。
でも、とにかく都会で暮らしたい長女、将来の夢を持ち続けた次女、二人とも出ていく決意をしました。
こうなったらやることはやらなくては!
どんなに借金を背負っても、バイトをしてでも、何としても行かせてあげようじゃない!!
半ばやけくそでしたが、訳の分からない自信と、何とかなる精神で前に進んでいました。
そんな勢いだけの私に突然『2025年度多子世帯の大学無償化』というパワーワード。
「マジ、奇跡かミラクルか…」
それ意味一緒な、ワイ。
とにかく、余裕で進学させられると安心しきっていました。
まさに鵜呑み。うん、おバカ。
大学の授業料がまるっとタダになるわけないのに。
でもそうとはいえ、全額出なくても減免されるだけありがたい。
そして、長女はこのタイミングを計ったかのように進学。
予言者かはたまたエスパーか。。んなわけ。。
2025年から開始される「多子世帯の無償化制度」だけでなく、2020年度から導入されている「高等教育の修学支援新制度」により、所得に応じて授業料の減免や給付型奨学金を受けることができるかも。
多子世帯の無償化制度は詳細がまだわからない部分もあるので、どこまで併用できたりというのは、実際の所得や家庭状況によると思いますが、受けられるものは受けさせてもらいたい。
ただ無条件で受けられるわけではなく、学業成績・学習意欲に関する要件や、家計の経済状況に関する要件があったりしますが、そりゃそうですよね、誰にでも給付しますよってわけにはいかないですよ。
改めて気持ちを引き締めて学校生活を送っていただきたい。娘たち頼むよ。
そんな私の今一番の大仕事は日本学生支援機構の『2025年度奨学生予約採用』の申し込み。
給付型奨学金のみ申込む覚悟でいましたが、審査が厳しいということを目の当たりにして、貸与型奨学金も申込むべきか…すごく悩みました。
でも私はやっぱり、大学を卒業して社会に出る子供たちに、いきなり奨学金という借金を背負わせたくない。
10年間、毎月10000円ずつ返すって、本当に大変ですよ。
マイナスなことを言うようですが、10人が10人、大学卒業後、当たり前に10年間働けると思ったら大間違いなんです。
憧れだった仕事なのに現実は違った…
やりがいはあるけど身体がついていかない…
人間関係で心が疲れ切ってしまう…
私はそんな同僚や友達をたくさん見てきました。
ほんと、簡単そうで簡単なことではないんです。
先日、高校の進学費用講演会に参加しました。
講師の先生(それも専門学校の管理者でしたが笑)は、諭すように、
「ほとんどの生徒が奨学金を借りています、我が子もみんな利用しましたよ」
と、語っていました笑
みんなどんな気持ちで聞いてるんだろう…と心配になるほど。
人がどう考えようといいんですが、私は利用したくないな、ということです。
私のように不安を抱えているシングルマザーの方々もたくさんいらっしゃると思います。
お金のことで安心できる日なんて来るんですかね。ほんとに。
だけど、そんなことばっかり考えてても仕方ないので、しっかりと情報収集をして大学無償化制度を活用しつつ、子供たちの将来の夢を叶えるための支えになれるよう、同時に進学資金をしっかりと準備して、来年の進学に備えたいものですね。
がんばれ、あたし。
コメント